2020.09.26
医療
子宮頸がんの原因は、「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスの感染(ヒトパピローマウイルス感染症)であることがわかっています。
広島市では、平成25年4月からは予防接種法に基づく定期予防接種として実施しています。しかし、平成25年6月14日、厚生労働省から、子宮頸がん予防ワクチンの定期予防接種を積極的に勧奨しないよう勧告(厚生労働省のホームページ)があったことから、広島市でも積極的な接種勧奨を差し控えていました。
今年の9月、行政は高校1年生の女子を対象にHPVワクチンの接種勧奨の手紙を送付いたしました。高校1年生は本年9月中、遅くとも10月終わりまでに接種を開始することでHPVワクチンを公費で受けることができます。(3回の接種が必要です)
ご希望の方は予約をお願いいたします。
定期予防接種では2種類のワクチンから自由に選択できます。定期予防接種の子宮頸がんワクチンは、「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類から、ご希望のワクチンを選択できます。
どちらのワクチンも公費で接種できますが、途中から別種類のワクチンに変更することはできません。
令和2年7月 概要版
「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ」
令和2年7月 詳細版
「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ」
対象
小学6年生~高校1年生相当の女子
費用
無料
接種スケジュール
標準的な接種スケジュール
- サーバリックス
1回目:中学1年生
2回目:1回目の接種から1か月後
3回目:1回目の接種から6か月後 - ガーダシル
1回目:中学1年生
2回目:1回目の接種から2か月後
3回目:1回目の接種から6か月後
注意事項
- 接種を受ける前には、以下のホームページやリーフレット等を参考に、ワクチンの有効性及び安全性等について、ご理解ください。
- ワクチンの選択はご本人と保護者でしていただきます。
- 接種後30分間は座って安静にしていただきます。
- ご希望の方は事前に予約し、17時までにお越しください。